ちあきなおみ ( ちあきなおみ )

ちあきなおみの基本情報

  • 生年月日: 1947年9月17日 (73歳)
  • 出身地: 東京都板橋区
  • 本名: 瀬川 三恵子(せがわ みえこ)
  • キャッチフレーズ:「苗字がなくて名前がふたつ」「魅惑のハスキーボイン」
  • 1969年6月10日、「雨に濡れた慕情」で 21歳のときにデビュー。現在、デビューしてから 51 年たちました。

  • 夫は俳優の郷鍈治
  • ちあきなおみと郷鍈治を引き合わせたのは、郷の兄で『元祖どっきりカメラ』で共演していた宍戸錠
  • ちあきなおみと郷鍈治夫妻はとても仲が良かったようで、宍戸錠は「あれだけ惚れあっていたのも珍しい。バカじゃねえのってくらいに惚れあっていたね」と語っている
  • 1992年9月11日、郷鍈治が肺炎のため55歳の若さで亡くなる。それ以来ちあきは一度も公の場に姿を見せていない

ちあきなおみの代表作品

  • 四つのお願い
    ちあきにとって初めてのオリコントップ10入りを果たした作品
  • 喝采
    1972年にレコード大賞を受賞。言わずと知れた名曲
  • 夜間飛行
    失恋旅行をする女の心情を描いた曲。ちあきなおみにしか歌えない曲のひとつ
  • 劇場
    「喝采」「夜間飛行」とともにドラマチック歌謡とよばれる
  • 夜へ急ぐ人
    魑魅魍魎な表現は圧巻の一言。1977年にこの曲で紅白に出場した際に司会が「気持ちの悪い歌でした」と漏らしたほど。夜見たら寝られなくなること必至
  • 矢切の渡し
    ちあきが1976年に発表した曲。1983年に細川たかしがカバーし、レコード大賞を受賞した。
  • ねえ あんた
    音楽の範疇にくくれない、ミュージカルのようなナンバー
  • 紅とんぼ
    新宿駅裏の酒場をイメージとした歌。ほんとにこんな酒場ありそう。
  • 黄昏のビギン
    1959年に水原弘がリリースした曲のカバー。芸能活動を停止する前年にリリースした珠玉の一曲

著名人の評価

宍戸錠(ちあきなおみの義理の兄)

「ちあきの歌の上手さはハンパじゃないんだよ。好き嫌いはあると思うけど、俺は美空ひばりよりも上手いと思うね。ありとあらゆる流行歌、英語の歌も含めて、ちあきにかなう歌手はいないよ。リズム&ブルースでもゴスペルでもないんだけど、ちあきは心にその二つの精神を持っている。びっくりするぐらい上手い」

宍戸錠さんが語った義妹「ちあきなおみ」との仲 復帰して弟のために歌えよ…

友川カズキ(「夜へ急ぐ人」を提供)

お会いしてから、彼女のステージを初めて見たんですが、感動して泣いてしまいましてね。彼女はステージの上で、完全な「壊れ物」でした。歌を歌っている感じでもないし、しゃべっている感じでもない。ガラガラガラと音を立てて壊れていく物がそこにあるという感じで、その衝撃といったらなかったですよ。
(中略)
うまい歌手は山ほどいるけれど、それはプロなんだから当たり前。彼女にはうまいだけでは語れない何かが山ほどあった気がします。突き抜けるような細い声、ドスの利いた低音――あんな歌手、他ににいないでしょ?デビュー前から米軍キャンプで歌っていたんですから、自分自身の人生に陰影がない最近の若い歌手とは全然違います。

週刊現代「ちあきなおみの『喝采』を語ろう」2012年10月20日

村松友視(作家)

歌に対してストイックな人であるゆえに狂気が宿り、感性が表面張力ギリギリまで膨れ上がっていたんじゃないかな。ちょっと押すだけで狂気がこぼれる。彼女の歌には危うさやストイックさ、狂気などが、不思議なバランスを保ちながら、かげろうのように存在していた気がします。

週刊現代「ちあきなおみの『喝采』を語ろう」2012年10月20日

この人のここがすごい!

ちあきなおみさんは、衝撃の人。なんというべきか…彼女の表現は歌に魂がこもっているというより、歌に自らの魂を分け与えているんではないかと思うほどの、ときに恐怖すら感じる表現という感じがします。表現力が高いなんて言葉では安っぽすぎる、表現の国のバケモンです。今は今の音楽の良さがあるとは理解しつつも、絶対に現代にこんな人はいまい。それどころか未来永劫出てこないかもしれない。そう思わせる人です。

歌の魅力

ちあきさんの魅力の一つだと思うのが、「音の終わりかた」。音を出す瞬間(入り方)を気にする人は多いですが、音の終わりかたに関してはあまり言及されることがありませんし、そもそも聴いている側のわたしも、ひとつの音がどのように終わっていくかなんて考えたことがありませんでした。

ところがちあきなおみさんが発する音というのは、全ての音の一瞬一瞬全てに考えを巡らせた上で選ばれた最良の音なんです。ひとつの音が生まれ死んでいくように、ひとつひとつの音符が考え抜かれて発声されている…そんな感じがします。不思議なことにちあきなおみの歌には、適当に生まれる音も、適当に消えていく音もまるで見当たらないのです。

そして何が恐ろしいって……、、そんなふうに緻密に計算されきっているにも関わらず、機械的な感じとはむしろ真逆の、これでもかというぐらい生身の人間を表現しているところです。鳥肌が立つほどの生々しい歌唱なのです。

テクニックとしての「歌が上手い」だけで歌手だと思っていたら大間違いですね。この人の前では誰も、おいそれと自分が歌手だと名乗れないんじゃないでしょうか………

受賞歴

●1969年
第1回日本有線大賞 期待賞「雨に濡れた慕情」

●1970年
第1回日本歌謡大賞 放送音楽賞「四つのお願い」
第3回日本有線大賞 努力賞「四つのお願い」

●1972年
第14回日本レコード大賞 大賞「喝采」

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