なかにし礼 ( なかにしれい )
なかにし礼の基本情報
- 生年月日: 1938年9月2日
- 命日: 2020年12月23日 (享年 82歳)
- 出身地: 中国黒龍江省牡丹江市(当時の満州国)
- 出身校: 立教大学文学部仏文科 卒業
- 本名: 中西 禮三(なかにし れいぞう)
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1965年10月5日、「知りたくないの」で 27歳のときにデビュー。現在、デビューしてから 58 年たちました。
- 妻の石田ゆりは、いしだあゆみの妹。なかにし礼が書いた「てるてる坊主の照子さん」の主人公のモデルでもあり、この作品は「てるてる家族」として2003年の連続テレビ小説にもなっている
- 大学在学中よりシャンソンの訳詩を手がけ、1964年『知りたくないの』の作詞を機に作詩家となる。菅原洋一が歌う1965年に発表されたバージョンが、1967年になってからヒット。66年の「涙と雨にぬれて」(和田弘とマヒナスターズ)を作詞家デビューとするものもある。
- 2000年に「長崎ぶらぶら節」で直木賞を受賞
- 2012年に食道がんが判明し、治療に専念するため、一時活動を休止。陽子線治療で克服したが、2015年にがんの再発を公表
- 2016年にペースメーカーを埋め込む手術を受ける
- 2020年12月23日、心筋梗塞のため東京都内の病院で死去
なかにし礼の代表作品
作詞を手掛けた代表曲
黛ジュン
- 恋のハレルヤ
- 天使の誘惑
ザ・ピーナッツ
- 恋のフーガ
ザ・テンプターズ
- エメラルドの伝説
ザ・タイガース
- 花の首飾り
- 美しき愛の掟
弘田三枝子
- 人形の家
ザ・ドリフターズ
- ドリフのズンドコ節
森進一
- 港町ブルース(補作詞)
- 波止場女のブルース
菅原洋一
- 知りたくないの
- 今日でお別れ
奥村チヨ
- 恋の奴隷
ピーター
- 夜と朝のあいだに
朝丘雪路
- 雨がやんだら
いしだあゆみ
- あなたならどうする
由紀さおり
- 手紙
ペドロ&カプリシャス
- 別れの朝
アン・ルイス
- グッド・バイ・マイ・ラブ
藤圭子
- 京都ブルース
細川たかし
- 心のこり
- 北酒場
北原ミレイ
- 石狩挽歌
キャンディーズ
- 哀愁のシンフォニー
黒沢年男
- 時には娼婦のように
作詞・作曲ともなかにし礼さん
西城秀樹
- サンタマリアの祈り
島津ゆたか
- ホテル
石原裕次郎
- わが人生に悔いなし石原裕次郎の生前にリリースされた最後のシングル
和田アキ子
- 愛、とどきますか
北島三郎
- まつり
TOKIO
- AMBITIOUS JAPAN!
著書での代表作
- 「兄弟」
1999年、第119回直木賞候補になった作品 - 「長崎ぶらぶら節」
2000年、第122回の直木賞を受賞した作品 - 「赤い月」
満州からの引き揚げ体験を描いた。映画化・テレビドラマ化し、100万部に迫るロングセラーとなる
おすすめの商品
▼昭和、平成、そして令和へ。激動の時代を駆け抜けた、天才作家の愛と魂の軌跡!なかにし礼さんの自伝的エッセイ。(河出書房新社 、2019/6/20発売)
▼なかにし礼さんの作詞家生活50年を記念し、名曲の数々をオリジナル歌手の歌唱で振り返ったコンピレーションアルバムが発売された。4枚組、全85曲。(2015年)
受賞歴
●1967年
第9回 日本レコード大賞 作詩賞「霧のかなたに」黛ジュン、「恋のフーガ」ザ・ピーナッツ
●1968年
第10回 日本レコード大賞 大賞「天使の誘惑」黛ジュン
●1970年
第12回 日本レコード大賞 大賞「今日でお別れ」菅原洋一、作詩賞「昭和おんなブルース」青江三奈
●1982年
第24回 日本レコード大賞 大賞「北酒場」細川たかし
●2012年
第45回日本作詩大賞受賞「櫻」氷川きよし
関連サイト
- 公式サイト: http://www.nakanishi-rei.com
- ウィキペディア : https://ja.wikipedia.org/wiki/なかにし礼