【80年代】爽やかに夏ドライブできる名曲まとめ
こんにちは!
この記事を書いている私は昭和ポップス好きの平成生まれ20代。日々、いろんなジャンルのお宝曲を発見したり、曲の解釈を妄想することが大好きな人間です。
それはそうとあなた、今年の夏の予定はもう決まってますか?
夏といえば、海だったり山だったり、夏ならではのエンタメがたくさんありますよね!
でも、その予定そのものと同じくらい、実はそこへ向かうまでのドライブが楽しかったりします。
そんなドライブに必須なのが、音楽!
そんな、ドライブの気分を盛り上げる曲を、解説付きでご紹介します。
これを読んだだけで、夏ドライブにぴったりのプレイリストが完成しますよ。平成最後の夏の主役はあなた!
夏のドライプ曲発表!評価のポイントは?
「夏のドライブ曲」は、「夏の曲」とは違いますよね。
夏のいい曲なら腐る程ありますが、夏の「ドライブ」となれば、選曲は変わってきますよね。
ということで、「みんながわかる爽やかな夏ドライブ」に必要だと思われる基準を「爽快感」「疾走感」「ロマン」「知名度」の4要素に設定し、紹介します!
気分は爽快!さわやかな夏のドライブで聴きたい曲
杉山清貴&オメガトライブ「ふたりの夏物語」
爽快感 ★★★☆☆
疾走感 ★★★★☆
ロマン ★★★★★
知名度 ★★★☆☆
杉山清貴&オメガトライブの曲の中でも一番有名なこの曲。何がいいって、ボーカルの杉山清貴の声がとにかく色っぺーのです。セクシャリティ・オブ・ジャパン。歌詞もこれまた「ルームナンバー砂に書いて誘いをかけ」たりしちゃいます。しかしさわやかさも兼ね備えている歌声によってぜんぜんいやらしくはならないという奇跡が起きています。夏の恋へワクワクをぞんぶんに煽られるので、本気かけて落としたい相手とのドライブなら確実にレギュラー入りする一曲。。
私が好きな歌詞の一節は「10月が来ても夏は終わらない」。ただのひと夏でおわる恋じゃないですよと。そのへんのチャラ男の話じゃないんですよと。ただ女性が一番輝くこのマーメイドの季節に、恋してしまったというだけだんです。夏がふたりを出会わせただけ!ええ、「オンリーユー」と言ってますからね。その、波がきらめく一瞬を切り取った物語なわけですよ、ふたりの夏物語は。けっして夏だけで終わる物語じゃない、だけどこの瞬間にしか味わえない物語なのです!!!()
そしてまじめに演奏がカッコいい。メロディーの「キャッチーさ」はさることながら、聴きどころはスラップベース(イントロ部分の、跳ねるようなベースのことです)。目をつぶって聴けば、砂浜、人魚、お酒、そしてオーシャンブルーがありありと目に浮かんできますよ!
1986オメガトライブ「君は1000%」
爽快感 ★★★★★
疾走感 ★★★★☆
ロマン ★★★★★
知名度 ★★★☆☆
オメガトライブ2曲目。ただし、杉山清貴からカルロストシキへとボーカルが変わっているので、グループ名も変わっています。もうこの曲はね、イントロがかかった瞬間に「夏が来た〜〜〜!!!!」と叫びたくなるんです。。んでもってボーカルのカルロストシキですが、この方清涼飲料水を人間にしたみたいな声をしているんです。透き通っていて、でも甘さのある声。すがすがしいロマンにあふれているの。曲の舞台は、すこし奥手な男の子と、おそらく年上?の、一枚上手な女性。そんな女性に恋のめまいを覚えた、青年のひと夏。カルロスはそーいうシチュエーションを描かせたらマジで右に出るものいないです。いないです(強調)
片思いしているときにこれ聴いたら、たまんないだろうな。とくにグループで海に行って、その中に好きな子がいるんだけど彼女はそれに全然気づいてない、てあなた。多分カルロスに憑依できるんじゃないでしょうか。詳しくはこちらで歌詞の深読みをしています。「オメガトライブって何??」という方もこちら。
どう考えても詰んでたカルロストシキの「君は1000%」大逆転劇。
「ゆ・れ・て湘南」石川秀美
爽快感 ★★★★☆
疾走感 ★★★★★
ロマン ★★★☆☆
知名度 ★★☆☆☆
イントロ・アウトロのギターがとにかくとにかくカッコイイ曲。口ギターしたくなること間違いなし。そして歌も、ぜんぜん上手ではないのに一回聴いたら忘れられない。いつのまにか「ゆ〜れて〜♪」と口ずさんでいます。なんか、すっごく声に出して歌いたくなる曲なのです。
夏の女性アイドル曲って、時代を問わず「夏が来たヨ☆イエイ☆サマービーチ最高!」みたいな一辺倒に明るいものが多いんだけど、これはめずらしく短調。テンポもいいし、ノレるんだけど、なんとなく不安にさせられるフレーズやコード進行がちょこちょこある。そしてまた、その不安を吹っ飛ばすかのような灼熱のギターも入るわけですよ。とにかくいろんな顔をもつ曲なのです。だからかな〜、なんかわかんないけどクセになっちゃうんです!
補足:秀美ちゃんは、パーンと通る歌声や健康的なボディラインがチャームポイント。だから夏がぴったりなのかも!彼女にはほかにも「恋はサマー・フィーリング」など夏の曲がありますので、「ゆ・れ・て湘南」がと思ったらぜひ聴いてみてください。ちなみに、ビジュアルもかなりのBEPPIN!
「シーズン・イン・ザ・サン」TUBE
爽快感 ★★★★☆
疾走感 ★★★★★
ロマン ★★★★☆
知名度 ★★★★☆
30〜40代に聞けば、大体が「夏といえばTUBE」の認識でお間違いないのでは!?
20代には「聞けばわかるかも」という人もいるかもしれません。そういう方は、多分今まで夏だと思っていたものは夏じゃなかったんじゃないですり?(煽り)
これはTUBEの中のド・定番の曲です。みんなのテンションが上がって来て「そろそろ海だよ〜」ってあたりに流すとめっちゃ盛り上がります。サビの「Stop the season in the sun~」のところで視界がブァッとひらけて「まぶしっ・・・あっ・・う、海だ〜〜!!!」 海「キラキラ〜」みたいになる情景が浮かびますね!(伝われ)
そしてすごいのが、TUBEは仲良しグループで流しても盛り上がるし、意外ににデートにも似合うんです。ボーカル前田さんの声の暑苦しさと、曲自体の爽快感が見事に融合して、素敵な夏を演出できるんですよ。窓ガラスから顔を覗かせて風を受けながら「この夏は、忘れられない夏になる。」みたいなナレーションを脳内で流しながら聴きたくなる。
TUBEの他の代表曲が聴きたい!という方はまず「あー夏休み」「夏を待ちきれなくて」「夏を抱きしめて」あたりから聴いてみましょう!
サザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」
爽快感 ★★★★☆
疾走感 ★★★☆☆
ロマン ★☆☆☆☆
知名度 ★★★★★
いまも活躍するあのサザンオールスターズのデビュー曲であり、現在(2018年5月)もCMで使われていたりと知名度は申し分なし。爆音で聴くこと必須の夏真っ盛りソングなので仲良し同士の4、5人くらいのグループではしゃぐ時に、気分を最高に盛り上げてくれる曲です。夏ならではのキケンな脳内麻薬みたいなのを、日本で一番分泌させてる曲なんじゃないでしょうか?昭和の夏曲にありがちですが、江ノ島・茅ヶ崎など神奈川県湘南地方の地名がちらほら出て来ますので、湘南ドライブには必須の一曲!ただ歌詞が歌詞なので(胸騒ぎの腰つき)、デートではやめたほうがいいですね。ドライブもいいけど、自転車で爆走しながらとか走り回りながらのシチュエーションに合う気がするね。
番外編〜今回はご紹介できませんがこんな曲もあります!〜
・松任谷由実「中央フリーウェイ」
「夏」要素がないんですが。。シンプルにドライブ曲ということであれば、確実に3本の指には入る名曲!ということで是非レギュラー入りさせてください。聴くだけで高速道路を滑走路にして飛び立つことが可能になります。ユーミンの曲ってどうしてこう、ホリデー感に溢れているんだろうね??
・サザン・ウインド(中森明菜)
・青い珊瑚礁(松田聖子)
・RIDE ON TIME(山下達郎)
・世界でいちばん熱い夏(PRINCESS PRINCESS)
このあたりはもう、盛り上がること間違いなしのテッパンですね!みんな一度は耳にしたことがあるはず。
ドライブデートの帰り道に。ロマンティックで切ない夏のバラード
さて、爽快感に溢れるドライブ曲の一方、夕方になって帰りの海を見ながら・・・だとたまに切ない曲も入れたくなるのが人間ってもんです。
デートだったら、いい雰囲気になるチャンス!切ない夏のバラードもちょっとだけご紹介します。
「真夏の果実」サザンオールスターズ
「勝手にシンドバッド」からは一転して、夏の夕方を思わせるメロディー。夏の切なさを全部盛りして押し寄せてくる、深いオレンジ色の曲。
これはいい雰囲気の時に流したらイチコロですよ。歌に自信があるなら、さりげなく鼻歌とか歌っちゃってくださいよ。あれ、もしかしてこの人歌上手いのかな〜なんて隣の彼女は想像しますから。でもって「四六時中も〜」なんて、ねえ。女の子は、女性に愛を捧げる歌を歌う彼を見て「そんな風に愛されたいなあ…」と妄想するのが大好きな生き物なのです。ただし、俺上手いアピールにも敏感なので最新の注意をはらってさりげなさを演出してください。あとこれはほんとにお願いだから桑田さんの真似とかしないで普通に歌ってください。空気が真冬の果実になります。
「夏の終わりのハーモニー」井上陽水・玉置浩二
不朽の名曲。。日よまだ落ちないで・・・夏よまだ終わらないで・・・そんな気分にさせられます。井上陽水の声も玉置浩二の声もとりあえずヤバすぎる(語彙力)そしてヤバすぎる二人がハモったらどうなるか・・・?ハアアーーーーーッ(狂気)
デートなら最後のハモリで、お接吻を交わすしかないっすよこれ。最強にロマンティックなハーモニーの鳴り響くこの状況で避けられるようだったら潔く諦めてください。あと調子乗ってハモリのパートだけ歌っちゃうみたいな寒いことはやめてね。おれハモレるぜ的な。ふたりの美声に酔いしれるのが正解です。
「小麦色のマーメイド」松田聖子
作詞家の松本隆さんには地面に頭をこすりつけて感謝したい一曲。多分、今の若い人たちの聖子ちゃんへの印象って「元祖ぶりっ子アイドル」みたいなイメージ(その側面が切り取りやすい)だと思うんだけど、絶対に、それだけで売れたわけじゃないぞとこの曲をもって証明します。サビ前までのぶりぶりキューティー聖子からの、サビの力強さへの切り替わり方が秀逸……これぞ天・才です。これについては話すと長くなるので個別で記事を書きますw とにかく聖子ちゃんをこの曲に出会わせてくれてありがとうって感じです。片思いしてる意地悪な男のコが好きなあなたは、コレ聴かないと夏は越せませんよ。
一度歌ってる動画も見てください。「ウィンク」×3のところで、それまで「セイコちゃんはぶりっ子だからキラーイ」といってた女性たちに「ざまあみろ」といいたくなるくらいの破壊力があります。。。
「夏のクラクション」稲垣潤一
これはね、ああ。夏が終わっちゃうのかな・・・なんて思わせられる本当に切ない曲なんですが・・・知名度が残念ながら高くないというのがもったいない。稲垣潤一さんは「クリスマスキャロルの頃には」がダントツで有名だと思いますが、夏の曲も負けてません。どんな季節や環境にも付いてくる「切なさ」というものをそれぞれ表現できる声をお持ちの方ですよ。この曲は海ではしゃいだ後、うとうと眠くなったときに好きな人の運転する横顔を見ながら助手席で聴きたい。「クラクション」ということでシチュエーションもドライブに合致してるところもポイント高いです。
紹介した曲まとめ
今回は80年代の曲を中心に選曲してみました。バブルのおかげか?80年代には夏のさわやかな曲が多いんですよね!
結局なんの曲だったっけ?もしくはゴタクはいいから曲だけ紹介しろ!という方のために下記にセットリストをまとめましたので参考にしてください♪
〜行き編〜
ふたりの夏物語(杉山清貴&オメガトライブ)
君は1000%(1986オメガトライブ)
ゆ・れ・て湘南(石川秀美)
シーズン・イン・ザ・サン(TUBE)
勝手にシンドバッド(サザンオールスターズ)
中央フリーウェイ(松任谷由実)
サザン・ウインド(中森明菜)
青い珊瑚礁(松田聖子)
RIDE ON TIME(山下達郎)
世界でいちばん熱い夏(PRINCESS PRINCESS)
〜帰り編〜
夏のクラクション(稲垣潤一)
夏の終わりのハーモニー(井上陽水・玉置浩二)
真夏の果実(サザンオールスターズ)
小麦色のマーメイド(松田聖子)
日々の仕事や喧騒から逃れて、平成最後の夏はスカッとドライブいっちゃいましょう!