山口百恵 ( やまぐちももえ )

山口百恵の基本情報

  • 生年月日: 1959年1月17日 (65歳)
  • 出身地: 神奈川県横須賀市
  • 本名: (芸名と同じ)
  • 愛称:作詞時のペンネーム:横須賀 恵(よこすか けい)
  • 血液型: A型
  • キャッチフレーズ:「大きなソニー、大きな新人」「ひとにめざめる14才」
  • 1973年5月21日、「としごろ」で 14歳のときにデビュー。現在、デビューしてから 50 年たちました。

    補足 : 1972年12月、オーディション番組『スター誕生!』で、牧葉ユミの「回転木馬」を歌い準優勝し、20社から指名を受ける。
    1973年、映画『としごろ』に出演し、5月21日に同名の曲で歌手としてもデビュー。

レコード・CD売上枚数

シングル売上ランキング

発売年 曲名 売上
(万枚)
1 1976 横須賀ストーリー 66.1
2 1978 いい日旅立ち 53.6
3 1974 冬の色 52.9
4 1978 プレイバック part2 50.8
5 1976 赤い衝撃 50.4
6 1977 イミテイション・ゴールド 48.4
7 1977 夢先案内人 46.8
8 1976 愛に走って 46.5
9 1977 秋桜 46.0
10 1974 ひと夏の経験 44.6

※累計売上のランキングです。出典:株式会社オリコン(1997)『1968-1997 ORICON CHART BOOK』

山口百恵の代表作品

代表曲

  • ひと夏の経験
  • 横須賀ストーリー
  • パールカラーにゆれて
  • 夢先案内人
  • イミテーション・ゴールド
  • 秋桜
  • 乙女座宮
  • プレイバックPart2
  • 絶体絶命
  • いい日旅立ち
  • 美・サイレント
  • しなやかに歌って
  • ロックンロール・ウィドウ
  • さよならの向う側

個人的なおすすめ曲

  • あなたへの子守唄
  • 不死鳥伝説
  • オレンジ・ブロッサム・ブルース
  • GET FREE

著名人からの評価

船山基紀さん(編曲家)

百恵さん本人は、二度お会いしただけだが、最初にその姿を見た時の印象は、今でも鮮烈に記憶している。六本木ソニーの6階にロビーがあって、そこにはいつもミュージシャンがスタジオ待ちをしていた。その日も百恵さんが到着するというのでみんなで待っていると、エレベーターのドアが開いて百恵さんが現れた。薄暗い場所で、百恵さんだけにライトが当たり、まるで後光が差しているかの如き姿。その神秘的なオーラに、全員言葉を失った。アーティストにそんな印象を受けたのは、後にも先にも百恵さんだけだった。 

リットーミュージック「ヒット曲の料理人 編曲家 船山基紀の時代」(2019)p.069

都倉俊一さん(作曲家)

──山口百恵さんといえば、デビュー曲「としごろ」と2曲目の「青い果実」以降は全く異なる印象になりましたよね。

都倉:普通はね、我々が作った世界を歌手に演じてもらうんですよ。1曲ごとにドラマを作って、それを演じてもらう。山口百恵の場合もデビューの時はそれをやった。でもね、なんか違うんですよ。しっくり来ない。ドラマのディレクターも映画の監督もみんな同じことを言う。彼女を演出しようとするとうまくいなかい。本人も一生懸命やっているんだけど、何か違うって。演技をつけるより、彼女が自然に振舞っている時の方がいいって言う。彼女は最初から強烈な自分の世界を持っていたんですね。稀有なパーソナリティを持っている人だった。我々が彼女をプロデュースするのではなくて、我々の方が彼女のテリトリーに入っていってやる。そうするとスゴイことになる。それに気がついたのが「ひと夏の経験」です。

──ある意味、セルフ・プロデュースですね?

都倉:そうですね。山口百恵の本当の魅力を探し出したのは、山口百恵本人ですね。彼女が持つ引力というか求心力というのは、とにかく凄かったですね。僕や阿久さんもそうでしたけど、彼女と仕事をした人は、ドラマのディレクターも映画監督もみんな百恵ファンになっちゃう。篠山紀信さんもそうだった。我々が彼女に舞台を与えるのではなく、我々の方が彼女に世界に入っていく。そうすると彼女がいちばん輝くわけ。引退する時の潔さを見ればわかると思うけど、自分の信念がハッキリしててね、軸が全然ブレない人でしたね。

都倉俊一 │ うたまっぷインタビュー 2020年11月24日時点

受賞歴

●1973年
第4回日本歌謡大賞 連盟賞「青い果実」

●1974年
第5回日本歌謡大賞 放送音楽賞「ひと夏の経験」
第7回日本有線大賞 大衆賞 「ひと夏の経験」
第16回日本レコード大賞 大衆賞「ひと夏の経験」

●1976年
第7回日本歌謡大賞 放送音楽賞「横須賀ストーリー」

●1977年
第8回日本歌謡大賞 放送音楽賞 「秋桜」
第19回日本レコード大賞 歌唱賞「秋桜」

●1978年
第9回日本歌謡大賞 放送音楽賞「プレイバック Part2」
第20回日本レコード大賞 金賞「プレイバック Part2」

●1979年
第10回日本歌謡大賞 放送音楽賞「しなやかに歌って」
第21回日本レコード大賞 金賞「しなやかに歌って」

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