沢田研二 ( さわだけんじ )

沢田研二の基本情報

  • 生年月日: 1948年6月25日 (75歳)
  • 出生地: 鳥取県鳥取市
  • 出身地: 京都府京都市
  • 本名: 澤田研二
  • 愛称:ジュリー
  • 1971年11月1日、「君をのせて」で 23歳のときにデビュー。現在、デビューしてから 52 年たちました。

    補足 : (上記はソロデビューについて。ザ・タイガースとしては1967年2月に「僕のマリー」でデビューしている。)

レコード・CD売上枚数

シングル売上ランキング

発売年 曲名 売上 (万枚)
1 1975 時の過ぎゆくままに 91.6
2 1977 勝手にしやがれ 89.3
3 1973 危険なふたり 65.1
4 1977 憎みきれないろくでなし 62.5
5 1974 追憶 57.9
6 1978 サムライ 52.3
7 1978 LOVE(抱きしめたい) 48.8
8 1978 ダーリング 44.8
9 1979 カサブランカ・ダンディ 39.0
10 1981 ス・ト・リ・ッ・パ・ー 36.4

※累計売上のランキングです。出典:株式会社オリコン(1997)『1968-1997 ORICON CHART BOOK』

沢田研二の代表作品

代表曲

  • 許されない愛
  • 危険なふたり
    1973年の日本歌謡大賞・大賞、レコード大賞・大衆賞など受賞した代表曲
  • 追憶
  • 時の過ぎゆくままに
    沢田研二主演のドラマ「悪魔のようなあいつ」の主題歌
  • サムライ
  • ダーリング
  • LOVE(抱きしめたい)
  • OH!ギャル
  • 勝手にしやがれ1977年のレコード大賞を受賞
  • ヤマトより愛をこめて
  • 憎みきれないろくでなし
  • カサブランカ・ダンディ
  • 恋のバッド・チューニング
  • 酒場でDABADA
  • ロンリー・ウルフ
  • TOKIO
  • ス・ト・リ・ッ・パ・ー
  • 6番目のユ・ウ・ウ・ツ

おすすめ曲

  • 君をのせて
    ソロデビュー曲。映画音楽のような壮大さととんでもない音域の広さが魅力
  • コバルトの季節の中で
    作曲:沢田研二。秋になると聴きたくなるメジャー調の曲
  • 立ちどまるなふりむくな
  • ウインクでさよなら
    発売時期が悪かったというせいでそんなに売上が良くないが、世界観もサウンドもこれぞジュリーというかっこよさ。作詞は「あの日にかえりたい」がヒットした直後の荒井由実
  • おまえにチェックイン
    作曲は大沢誉志幸。明るいサウンドで聴いていて楽しい。「ウインクでさよなら」が好きならきっと好き
  • 渚でシャララ

著名人からの評価

木崎賢治さん(沢田研二の元プロデューサー)

  • 沢田研二、阿久悠さん、大野克夫さん、船山基紀さんと仕事して思ったのは、やはりみんなが「カッコ悪い」と思うことを「カッコいい」と思わせられることのできる人が、スーパースターだということですね。ハイウエストのジーンズを今の時代にデザインしてみせるとか。それができる人は相当すごいですよ。阿久悠さんはまさに、アラン・ドロンみたいな2枚目にああいうカッコ悪い詞をぶつけてくることができた。加えて大野さんが作った繊細な曲に、船山さんがダイナミックさをぶつけて、情けない歌詞を本人が男らしく歌う。この矛盾するいろいろな要素が同居するのがいいと思いましたね。そうですね、両面性のないものはダメなんです。その頃雑誌で一般読者から沢田研二の詞を募集してみましたが、みんながセクシーで、ベッドやキッスが出てきたり、沢田研二のキャラクターに合わせて作ってくるんです。阿久悠さんがぶつけてきたものは真反対のものだった。そこから僕も学びました。多くの人に感動を与えられる人は詞の中にすでにそういう要素がありますね。

都倉俊一さん(作曲家)

都倉俊一さんのインタビューです。

──作詞家、作曲家が歌い手側に惹き込まれるということもあるわけですね。
都倉:そうですね。例えば、沢田研二なんかはその典型かもしれないですね。「時の過ぎゆくままに」(75年)から、阿久さんが沢田研二の詞を書くようになって、「勝手にしやがれ」をはじめ一連の作品を、僕は第三者的にずっと見てたけれど、あれは、沢田研二主導で進んでいる印象でしたね。

──沢田研二の魅力を引き出したのは、沢田研二自身だと?
都倉:あの時代に、化粧してヒカリモノつけて。非常に妖艶で色っぽくて、今で言うヴィジュアル系の原点みたいなものでしょう。でもあれは、沢田研二自身が生み出した世界。沢田研二が自分で変わりたかったんだ。だから、「勝手にしやがれ」で帽子飛ばしても、「カサブランカ・ダンディー」で♪ボーギーボーギーってやっても、軸は全然ブレなかった。ああいう色っぽさというのは、誰もが出せるものではないですからね。

都倉俊一 │ うたまっぷインタビュー 2020年11月24日時点

受賞歴

●1972年
第14回日本レコード大賞 歌唱賞「許されない愛」
第5回日本有線大賞 優秀賞「許されない愛」

●1973年
第4回日本歌謡大賞 大賞「危険なふたり」
第15回日本レコード大賞 大衆賞「危険なふたり」
第6回日本有線大賞 歌唱賞「危険なふたり」

●1974年
第16回日本レコード大賞 歌唱賞「追憶」

●1975年
第6回日本歌謡大賞 放送音楽賞「時の過ぎゆくままに」

●1977年
第19回日本レコード大賞 大賞「勝手にしやがれ」
第8回日本歌謡大賞 大賞「勝手にしやがれ」
第10回日本有線大賞 大賞「勝手にしやがれ」

●1978年
第11回日本有線大賞 大賞「ダーリング」
第20回日本レコード大賞 最優秀歌唱賞「LOVE(抱きしめたい)」
第9回日本歌謡大賞 放送音楽賞「LOVE(抱きしめたい)」

●1979年
第21回日本レコード大賞 金賞「カサブランカ・ダンディ」
第10回日本歌謡大賞 放送音楽賞「ロンリー・ウルフ」

●1980年
第22回日本レコード大賞 金賞「酒場でDABADA」
第11回日本歌謡大賞 放送音楽賞「酒場でDABADA」

●1981年
第23回日本レコード大賞 金賞「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」
第12回日本歌謡大賞 放送音楽賞「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」

●1982年
第24回日本レコード大賞 金賞「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」
第13回日本歌謡大賞 放送音楽賞「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」

●1984年
第25回日本レコード大賞 特別金賞「きめてやる今夜」
第14回日本歌謡大賞 放送音楽プロデューサー連盟賞「きめてやる今夜」

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